あなたは大丈夫!? もう目の前にある親の高齢化と実家の問題

実家の問題

1.もう目の前にある親の高齢化と実家の問題

日本人の平均寿命が80歳を超え、住宅地の平日などはお年を召した方の姿が多く、子供の姿を見かけなくなり少子高齢化社会は本当にすぐそこにきていることを実感します。
特に最近では多くのメディアで高齢化社会の問題点が取り上げられ2016年8月13日号 週間ダイヤモンド「どうする実家の大問題」や2016年8月29日号 PRESIDENT「片付け、病院、介護、相続、お墓・・「実家」の大問題」など相次いで特集が組まれました。子供たちは都会に就職し、過疎化が進んでいる地域では年老いた老夫婦だけで実家で暮らしているということが珍しくなくなりました。見た目は閑静な住宅街ですが実は空き家だらけという地域は日本全国のいたるところに存在します。
特に田舎に見受けられるのが、元は農業を営んでいて日本家屋の重厚な佇まいに居を構えるお年寄りの一人暮らしです。かつて農業が盛んだった頃は子供の数も多く、地元のお祭りでは子供たちの元気な声が響いていた地域に高齢化の波が押し寄せているのです。
もしその一人暮らしの老親がなくなってしまった場合、実家はどのようになるのでしょうか?子供たちは仕事の関係で都心住まい、実家に帰省するのは1年に1回か2回。その時にはたと実家の後始末をどうつけたらいいものか?と考えあぐねてしまうのです。
どこかのCMにもありましたが、「家っていうのは人が住まなくなるとすぐ傷んでしまう」というように、日本家屋のような木造建築は人がすみ、風を通してあげないと長持ちしないようです。

老親が一人暮らしになった場合、どうすればいいの?

昨今では「断捨離」や「就活」など、自分の始末は自分でつける風潮が高まりを見せていますが、その割合は全体からするとまだ一部の方が実践していることのようです。同居をしている親子でも「断捨離」などを子供の方から言い出すと、「早く死ね」と言われているように感じる親もまだまだたくさんいるようです。ですから一人暮らしの老親に「時間がある時に片付けておいてね」と声はかけるものの、次に行った時には何も変わっていないなんてことは別に珍しいことではありません。一人暮らしだと話し相手も居ないので片付け仕事をやる気が起きないとのことでした。子供達にしても年に数回実家に帰るだけですので老親の生前は実家の整理をするにしても中途半端になってしまい、実家から自宅に戻った時に電話が鳴り「○○はどこにしまった?」などで煩わしさを感じてしまったりするものです。

私たちベストフレンド・古美術昇華堂に出来ること

私たち古美術昇華堂がお手伝い出来ることは、出張査定や出張買取でご自宅を訪問しその場で「売れるもの」「売れないもの」「大切にしてくれる方にお譲りしたほうがいいもの」などを仕分けさせていただくことです。
先日は取り壊しをするため蔵ひとつ分の茶道具、御膳、象牙の置物などおばあちゃんでもいつからあるのかわからないお品を鑑定、買取させていただきました。ハイエースに4杯分にもなる大きな蔵だったのですが、買取金額○○円でしたので、売れないものを廃品回収業者にお金を払って持って行ってもらってもお釣りがくるぐらいの価値がその蔵に眠っていました。

出張買取

実家の片付けの基本は「説得して捨てさせないこと」

残しておくもの、捨てるもの、売るものなど仕分けをする際に大切な事をひとつお教えします。それは決して「説得して捨てたり、手放したりしないこと」です。子供たちには単なるゴミにしか見えないものが両親にとっては大切な思い出の品であることも多いのです。片付けをしている部屋で一緒になって家族の記録である写真を眺めたりすることもとても大切な時間です。

どうか家族の大切な時間を存分に味わいながら、片付けをしてください。
そして、ある程度心の整理がついたら私たちベストフレンド・古美術昇華堂にお声がけください。「売れるもの」「売れないもの」などを仕分けさせていただき短時間で仕分け作業を終了させます。私たちが買い取らせていただいたものは責任を持って大切にしてくれる次の方へと絶対に繋ぎます。これがベストフレンド・古美術昇華堂のお客様との約束だからです。

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